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海洋地球研究船「みらい」大航海

SORAレポート

2009年4月5日

海底堆積物のサブサンプリング

東京大学大学院  城谷 和代

我々MR08-06_Leg2&3一行は、チリ沖の採泥観測を終え、現在サブサンプリング中です。サブサンプリングとは、写真手前に映っている1m長の堆積物を約2cm毎にカットし、4分割して各研究者が陸上で分析するための容器(ガラス瓶、プラスチックキューブ、ビニールパックなど)に配分する作業で、大変時間がかかります。

サブサンプリング担当の他に、堆積物の構造や色彩、構成物の特徴をスケッチする記載担当に分かれ順調に作業を進めています。フィヨルドの絶景を窓越しに眺めつつ、頑張っています。日本に帰ったら各々化学分析開始です。堆積物を切りつつワクワクしています。