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海洋地球研究船「みらい」大航海

SORAレポート

2009年5月7日

MR09-01 自動で海水を調べる「アルゴフロート

Leg1首席研究者:海洋研究開発機構 村田 昌彦

今日は、アルゴフロートを紹介します。アルゴフロートは、船から投入された後、自動で海面から2000mまで上がり下がりを繰り返し、その間の水温と塩分を測定し、そのデータを送信してくるという優れものです。写真は投入前に船尾に置かれている様子です。

アルゴフロートの表面にはラベルが張ってあります。海の流れに沿って漂流するので、どこにたどり着くか正確には分かりません。どこで誰に拾われても、怪しいものではないことを証明するためのものです。

さて、いよいよ投入です。船尾から吊り下げられている様子です。そしてロープを放して、着水した瞬間です。

船から離れていく様子です。もう二度とお目にかかることはないでしょう。このアルゴフロートの投入は、国際的なプロジェクトで展開されています。詳しくは、アルゴのホームページをご覧ください。