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海洋地球研究船「みらい」大航海

SORAレポート

2009年5月27日

MR09-01 Leg2の始まり タヒチ出港

Leg2首席研究者:海洋研究開発機構 内田 裕

いよいよLeg2航海の始まりです。Leg2では43名の研究者・観測技術員が乗船しますが、約半数はレグ1からの連続乗船、残りはタヒチからの乗船となります。

乗船時には、インフルエンザ・ウイルスを船内に持ち込まないための対策がなされました(写真は検温の様子)。


Leg1の40日間を共に過ごした仲間たちに見送られ、「みらい」は5月25日にタヒチを後にしました。


仲間との別れの感傷にふけるまもなく、明日からの観測に備えて準備が始まります。海水に含まれる塩分や溶存酸素など多くの分析項目のためのサンプルが、採水ボトルからビンに小分けされます。

航海開始時には各分析項目(10種類以上)の専門家から採水の技術が伝授されます。採水は高品質なデータを得るための第一歩です。教わる側も教える側もみな真剣に取り組んでいます。