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海洋地球研究船「みらい」大航海

SORAレポート

2009年4月15日

MR09-01 観測の始まり

Leg1首席研究者:海洋研究開発機構 村田 昌彦

いよいよ観測が始まります。写真は、Conductivity-Temperature-Depth(略してCTD)センサーとニスキンボトルがセットになったもので、私たちの観測の主役となるものです。写真の下部にセンサー類がセットされています。このセンサーで塩分と水深、温度が測定できます。別に取り付けられているセンサーでは、海水中に溶けている酸素濃度を知ることができます。ニスキンボトルは、写真のように上下の蓋が開いたまま海中に投入され、任意の深さで閉めて海水を採ります。1本12リットルで全部で36本あります。

最初の地点での観測が始まります。最初ですので、みなさん気になるのでしょう、大勢が見にきています。この地点を含めて全部で260地点あり、観測が終了して港に入るのは6月19日の予定です。