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地球環境部門

海底広域研究船「かいめい」研究航海への参加・協力募集及びシンポジウム開催案内

2023年11月10日
国立研究開発法人海洋研究開発機構
地球環境部門

2024年度に海底広域研究船「かいめい」で実施する地球環境部門の研究航海を対象として、海洋研究開発機構以外の研究者等との意見交換及び情報収集を行い、航海もしくは航海後の研究推進において海洋研究開発機構以外の研究者等の参加と協力を得ることにより、当該課題について補強や充実を図るために下記シンポジウムを開催します。

課題に関心をお持ちで、航海もしくは航海後の研究にご協力いただける方は、課題提案者まで問い合わせの上、下記必要書類を事前にお送りください。オンライン(Zoom)にて航海への乗船や航海後の研究の可否について議論したいと思います。

なお、2024年度予算等の状況により、この航海は変更される可能性があります。課題提案いただく皆様におかれましては、その点にご留意いただけると幸いです。

1.対象課題

課題名 : 「海洋生物多様性の変動予測と汚染物質の動態把握」
使用船舶: 海底広域研究船「かいめい」
主要海域: 相模湾(初島沖、赤沢沖)、駿河湾(焼津沖)、伊豆小笠原海域(青ヶ島沖ほか)、四国沖海域(四国海盆、九州パラオ海嶺ほか)、中マリアナ・西マリアナ海嶺海域(立冬海山周辺ほか)
航海時期(予定):
  1)2024年4月13日(土)〜27日(土)

調査海域:相模湾(初島沖、赤沢沖)、駿河湾(焼津沖)、伊豆小笠原海域(青ヶ島沖ほか)

  2)2024年4月27日(土)〜2024年5月21日(月)

調査海域:四国沖海域(四国海盆、九州パラオ海嶺)、伊豆小笠原海域(西七島海嶺)中・西マリアナ海嶺海域(立冬海山周辺ほか)
*うち14日間程度は、他の研究助成による課題に取り組む可能性があります(本シンポジウムの対象外)。その場合は、伊豆小笠原海域および中・西マリアナ海嶺海域での調査を取りやめる可能性がございますのでご留意いただけると幸いです。

課題提案者および首席予定研究者:
  地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター

中嶋 亮太 nakajimar(at)jamstec.go.jp
矢吹 彬憲 yabukia(at)jamstec.go.jp
藤原 義弘 fujiwara(at)jamstec.go.jp

※E-mailアドレスは、(at)を@に置き換えてください。
主要観測機器(予定):
  1)KM-ROV(スラープガン・キャニスター、ニスキン採水器、プッシュコア、サンプルボックス等)、CTD/ニスキン採水器、超音波流速計、乱流計、ニューストンネット、観測ランダー、小型プランクトンネット、Rama-Cam、シャドウグラフカメラ、ベイトカメラ、MASS Pump(現場海水ろ過システム)
  2)KM-ROV(スラープガン・キャニスター、ニスキン採水器、プッシュコア、サンプルボックス等)、CTD/ニスキン採水器、超音波流速計、乱流計、ニューストンネット、観測ランダー、小型プランクトンネット、Rama-Cam、シャドウグラフカメラ、小型ROV「クラムボン」、ベイトカメラ、MASS Pump

2.必要書類

課題名、乗船予定者/航海後の研究実施予定者名簿、課題概要、研究目的・内容、手法、観測機器等を簡潔にまとめた資料(pdf)をお送りください。
*学部生の乗船には、指導教官の乗船が必要となります。

3.資料の提出締め切り:2023年12月8日(金)

4.資料提出方法・提出先:E-mailにて、下記、メールアドレス宛にご提出ください。

nakajimar(at)jamstec.go.jp、yabukia(at)jamstec.go.jp、fujiwara(at)jamstec.go.jp

※E-mailアドレスは、(at)を@に置き換えてください。

5.シンポジウムへの参加方法など

2023年12月15日(金)13:30〜17:00に、提案者と地球環境部門海洋生物環境影響研究センター関係者間でオンライン(Zoom)にて議論します。接続先はご連絡いただいた方に直接お知らせいたします。なお、航海もしくは航海後の研究を実施できるかどうかは、本航海の趣旨との合致、乗船定員枠の有無などを議論し決定いたします。

以上